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2006年07月27日 木曜日

弱者弱者にしている、唯一にして決定的な要因は、「強者を理解していない」ということ 08:57 弱者を弱者にしている、唯一にして決定的な要因は、「強者を理解していない」ということ - 劇場管理人のコメント を含むブックマーク はてなブックマーク - 弱者を弱者にしている、唯一にして決定的な要因は、「強者を理解していない」ということ - 劇場管理人のコメント 弱者を弱者にしている、唯一にして決定的な要因は、「強者を理解していない」ということ - 劇場管理人のコメント のブックマークコメント

http://d.hatena.ne.jp/lelele/20060727/1153928865

番組中に放映された施設の子ども映像が、いかにも「この子どもたちにも未来がない」という文脈で使われていたのが気になって、ここまでつらつらと書いてしまいました。


弱者の大部分は、弱者と強者の違いが「動かせないもの」だと思いこんでいる。才能だとか、環境だとかね。

そして、この番組は、その最悪の思想をばらまいている。


「強者は、弱者を理解していない」とよく言うけど、それ以上に、「弱者は強者を理解していない」んだよ。


弱者は、強者になったことがないものだから、強者を全く理解しないまま、強者に対して、勝手妄想を抱いている。

弱者が強者について描写するとき、その荒唐無稽さは、はっきり言って噴飯ものだ。


多くの場合、弱者弱者にしている、唯一にして決定的な要因は、「強者を理解していない」ということだ。

それが弱者の定義と言ってもいいくらいだ。


もちろん、桁違いの才能や恵まれた環境の強者もいるにはいる。イチローとかね。でも、ごく平凡な才能環境にしか恵まれなかった強者の方が、圧倒的多数なんだよ。


弱者についても同じだ。文字の読み書きすら覚えるチャンスがなかったり、全盲だったり、知能障害だったり、内臓の病気だったりという弱者もいる。でも、普通に五体満足で、知能に障害がある分けじゃなく、ちゃんと読み書きもできる弱者の方が、圧倒的多数なんだよ。*1


それら、圧倒的多数の凡庸な強者と凡庸な弱者の決定的違いというのは、「強者とは何か」ということを、直感的に理解しているかどうか、という、本当にそれだけのことなんだ。

あとは、両親の収入が平均して違うとか学歴が平均して違うとか知能指数が平均して違うとか、そういう、個人個人のレベルでは、どれも十分に克服可能な、ぜんぜん決定的でもなんでもない差異に過ぎないんだよ。


一度も強者になったことのないヤツには、想像もつかないだろうが、実は、ほとんどの強者は、かなりぬるい。

その上、彼らの確固たる安定した地位は、見た目ほど安定なんかしてない。

つけ込む余地、蹴落とす余地なんてありまくりだよ。

ちょっと視点を変え、ちょっと工夫するだけで、逆転するチャンスなんて、いくらでもあるんだ。

このことが、感覚的に分かっておらず、トンデモブログを書き散らしている弱者は、あまりにも多い。


日本を流動性のない社会にしているのは、弱者自身の、強者に対する誤った思いこみに他ならないんだ。


あと、確かに、生物学的な頭の良さの違い、というのはある。知能指数が、100の人間より、150の人間の方が、圧倒的に有利だ。


でもね、弱者にしろ、強者にしろ、圧倒的多数の知能指数は、それほど大きく違わない。そして、複雑な現実世界の戦いにおいては、そんなわずかな知能の違いなんて、克服する工夫はいくらでもできる。

オイラより50知能指数の高いヤツにあったことがあるが、少しも不利だとは思わなかった。工夫次第で、十分に勝てると思った。


複雑な現実社会における戦いというのは、何百万種類ものカードがあるカードゲームみたいなもので、才能環境というのは、その手持ちのカードだ。

学歴がないとか、年食っちゃったとか、そういう悪いカードを持ってしまっても、世の中にはまだまだ膨大な種類のあなたの知らないカードが散らばっていて、それらを注意深く拾い集めれば、ストレートフラッシュとは行かなくても、ツーペアやスリーカードぐらいは、簡単にできるものなんだ。学歴だの社会的地位だのといった強力なカードを持つ強者が思いも寄らなかったようなカードが、世の中には、たくさん散らばっている。


結局、このカードゲームに勝つ方法は、

まず第一に、最初に自分に配られた手持ちカードである、生まれつきの知能だとか、教育だとか、体力だとかが、唯一のカードだとは思わないこと。

第二に、世の中に散らばっている、様々なカードを、拾い集めるため、つねにアンテナを張っていること。

第三に、カードは組み合わせ次第で価値を持つものだから、最初に配られた強力な手持ちカードに安住してろくにカードを探していない強者なんかより、よっぽど強いカードの組み合わせを作れることなんだ。


にもかかわらず、ほとんどの弱者は、自分の手持ちのカードの悪さを嘆くばかりで、アンテナを張ろうともしないし、より強力なカードの組み合わせを工夫したりもしない。


確かに、本当にどうしょうもないヤツというのはいる。ぶっちゃけ知能指数が80以下だとか、肝臓を壊しちゃっているとか、70才のよぼよぼになってしまったという手札になってしまったら、もうそこがボトルネックになってしまって、もはやゲーム展開を有利に運べるイメージはない。

もちろん、そういう人は、社会制度を整え、税金を投入して救済すべきに決まってる。

当たり前すぎるくらい当たり前の話だ。


しかし、少々手札が悪いくらいで、弱者を救済しろ云々というヤツには、それこそ「神経を疑う」という言葉を、そのまま返してやるぜ。

*1日本では